そもそもスマホクレジットカード決済というのは、イヤホン挿入口にカードリーダーを刺して使うカード決済サービスです。
例えば、移動するたこ焼き屋さんとかでも、大きなカードリーダーを持たなくても、インターネットにつながったスマホと小型のカードリーダーでカード決済を導入できるという大変便利なサービスです。
しかもただ便利なだけでなく、決済手数料も導入コストも一般的なクレジットカード決済サービスと比べて安いのが特徴です。
昨年夏、一番早くスマホ決済サービスの提供を始めてPaypal hereの場合、決済手数料は当時で5%、導入コストはすでにスマホを持っているという条件ならカードーリーダー代金の1,200円程度だけというお手軽さ。
しかも、自分の口座への入金サイクルも、Paypal口座へは即時入金、登録銀行口座への送金はおおよそ5〜7日程度という素早さ。
当時、孫社長が日本の決済サービスを変えると息巻いていました。
それからたった1年でスマホ決済サービスは、楽天スマートペイ、Coiny、Squareと、次々とスタートし、Paypal hereがスタートした当初からでも一般的なクレジットカード決済サービスと比べても有利な条件だったにも関わらず、今年5月のSquare登場により、特に決済手数料の面で競争が激化しております。
以下に簡単にサービス比較表を作ってみましたので、ご参考ください。
現状は楽天銀行の口座をお持ちなら楽天スマートペイが最も有利な条件になってますね。
Paypalhere | 楽天スマートペイ | Coiny | Square | |
決済手数料 | 3.24% | 3.24% | 3.24%(8/24より) | 3.25% |
月額利用料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
カードリーダー購入費 | オープン | 0円 | 0円 | 0円 |
銀行への引き出し手数料 | 0円(5万円以下の場合は250円) | 0円(楽天銀行に限り) | 0円 | 0円 |
入金サイクル(銀行へ) | 出金依頼後3〜6営業日 | 翌日 | 決済完了から最短2週間 最長3週間程度 |
翌日(三井住友銀行) |
備考 | 勤手数料が無料となる金額が5万円からなのは、業種によっては厳しいか も。 | 楽天銀行以外への入金は手数料210円が必要。あとだしじゃんけんな所 は否めないが、サービス競争に勝っていくという姿勢は感じる。 | 入金サイクルに難ありか。他社とのサービス競争も後手になりがち。 | 三井住友銀行以外は最短3日から8日。アプリでは現金入金の管理機能も
あり、小規模店の利便性も考慮しているところに好感が持てる。 決済手数料が2013 年8月時点で最も高くなっているが、そもそも4〜5%程度だった各社の決済手数料が軒並み3.24%となったのは、Squareが最初に3.25%を打ち 出し、それに楽天スマートペイ・Paypal her・Coinyが追随した格好なので、今後の展開にも注目。 |
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